作品名経産婦魔理沙は性欲を持て余した独身ふたなり霊夢と○年ぶりのガチハメSEXで少女を取り戻す①
元ネタ東方Project
公開日20241004
公開場所Pixiv小説
頒布イベントなし
掲載誌なし

§1

急にそんなことが夢に現れたのだ予感のようなものだといえば、巫女らしくもなるだろうか。

あんな……むかしのこと

体裡から焼き尽くすように燃え上がる抗い難い衝動の正体も、ましてその行為の行く末も道義的責任や社会的な意味もわからないまま、毎日、貪り耽った。一晩中していたことも、それどころか朝から翌朝まで汗でじめついた布団の中で絡まり合って腰を振りまくっていたこともある。後先考えない、ただ〝このひとがほしい〟という暴力的な欲望が、お互いに噛み合ってしまっていたから。

瞬き一つをする刹那にさえときめき、きらきらと煌めいていただのにその裏側で、臭く、汚く、生温くどろついていたあれを〝少女〟と呼んでいいものか、今でもわからない分からないが、その酷い火傷痕のようなものはこの歳になっても癒えることなくじくじくと爛れ、腐敗が進行さえしている。

なつのあついよる。蒸し詰まるような夜気を吸うと、まるで鼻から白湯を飲んでいるような気分。寝惚けた脳が、本当に溶けてしまいそうだ。茹だる呼気が肺を満たすと、内も外も同じ温度体と肌の境目を失ったみたい、そんな混濁溶融も、溶けた脳の奥底からあの日々の記憶を引きずり出すのを容易くしてしまっているようだった。

お互いに歳をとった現実の彼女はもう、夢の中のあんな姿をしていないはずだし、それは私も同じだ。でも、今でも、いつでも、私は鮮明に彼女の姿を瞼の裏に描き出すことができる。脳裏に住まう彼女は、あの頃の、少女のままだ。脳の中の幻想郷は、もう二度と私の脳の中から出てこられまい。年を取り老いていくことに忌避感はないが、望ましくない変化そのものは受け入れなければならない。彼女は……魔理沙は、今、どんなだろう。

私の世界から消えてしまった彼女を、今でも意識の水面下が、肉体のおくのほうが、探し求めているのか。こんな、なつのあついよるには、思い出してしまうのか。

ふーっ……

夢に叩き起こされた、できることなら目覚めることなくまだその夢に沈んでいたかった。

いちばん燃え盛っていた春の頃の、いちばん好きな人と獣みたいに愛し合う、鮮烈で後ろ暗い淫夢。彼女とめちゃくちゃに絡み合う、年甲斐のない猥夢。

そしてその熱の冷めやらぬのは、感情に引きずり出された残り肉だった。

やだ……こんな……

博麗とは、唯一無二でありながら交換を前提とした霊能者の頂点だ。それは代々、確実にハクレイの巫女の遺伝子を遺すシステムによって実現されている。その実装が、両性具有これだった。女の巫覡でありながら、雄の生殖機能も同時に有している。

どんな女だって、落とせるはずじゃなかったの?

右手に収まり切らない肉棒博麗の巫女に備わる女具雄性器はどんな女も堕とせると、代々申し送りされている。他の男では満足出来ぬよう女穴を拡張してしまうグロテスクなサイズの一方で、信じ難いことに女体には苦痛をもたらさず快楽だけを刻み込む。女性器も、どんな男のペニスにもぴっちりと吸い付き絡み、酒精のような熱い愛液で陰茎粘膜を虜にする名器だと。

だのに。一番欲しかった女は、ついに手に入らなかったどこの馬の骨とも知らぬ貧相な男に、持っていかれたのだ。尊厳が、傷つけられた。

……別にセックスが人間の価値だなんて思ってないけどさ

そうとはわかっていても、最強と称される武具を持っていながら凡庸な相手に敗北したのだなんて惨めなのだろう。

博麗の巫女は人と人外の境界を祀る神職であり、見張る監視者であり、守る守護者である。だがこうした継承システムの影響で、その人となりの深いところに、生殖者としての尊厳が居座っている。

目当ての女性を得られなかった惨めさは、それどころか私の淋しい肉体は今でも未練を抱き続け、敗北の屈辱の奥底で劣情を増幅させ続けている。未だに忘れられない。蒸し暑い夜の絡みつく空気が見えない誰かに触れられている不快感を呼ぶ、そしてそれさえも、ねじくれた愛欲の玩具になった。

夢でも……いいから、これえっ……

まだ寝ぼけているか、暑さにのぼせたか、とろりと緩んだ目は暗闇の中に何も映さない、だがそれはしっかりと彼女の像を結んでいた。その幻影に向かって晒け出す、否、見せつけるように私は、寝間着を脱ぎ捨て露わになった裸体で股を大きく開いて少し腰を浮かせる。股間には割れて汁を垂らした淫裂と、屹立した巨根。ぞくぞく上り来る、後ろめたさと惨めさと、期待。

夢の中から持ち出した切れ端、想像の中の彼女はあの頃と変わらぬように私を求めてくれるこの彼女だけは、私を。

ふーっ、ふーっ

淫夢から引きずり出した妄想彼女に縋り付くように、自らのふたなりペニスを扱き上げるうねる膣肉に圧縮されて噴き零れた粘り気の強いマン汁を指で掬って、挿れ先のないペニスに擦り付けた。恥産痴消の液体媚薬は、反り返った竿とぷっくりと膨れ上がった亀頭をいっそう固く敏感に追いつめた。

もう、熱っつくなりすぎよぉ……

掌で亀頭を包み込み宝玉を磨くように撫で回すと先端から、とぷ、と尋常でない量の先走りが溢れ掌と亀頭の間を瞬く間に潤す。じくじくと漏れ続ける我慢汁を我慢することなく吐き出しながら、右手で亀頭と雁首をコスり、左手では乳首をいじる。オナニーで使い過ぎた左乳首と乳輪は右よりも少し黒っぽく、シコった乳首の大きさまで違う。どうせもう、私一人の体なのだ。どんなに惨めな猥形に歪もうが、関係ない。

ぐちゅ、ぐちゅっ。ぐちゅ。

先走りだけでも女を孕ませると伝わるハクレイの我慢汁は、敗北を機に只のオナニー用のローションに落ちぶれた。もう誰の穴も貫かない、自分を淫乱みだれさせるだけのペニス。自慰専用の性器と認識してしまえば最後、私はただのイロキチに堕落して立ち直れないままだった。博麗の巫女としての職務はこなすが、それ以外の時間はのべつまくなしにチンポを扱き、イき場のないザーメンを所構わずぶちまける、最低のオナブタ。

ちんぽぉ……ちんぽおぉっふたなりちんぽオナニー、やめられないっ女の子なのに、完全に射精中毒っ

私はもう〝おんなのこ〟なんて歳ではない。でも、今の私の目の前には、〝おんなのこ〟の魔理沙がいて、私の開脚ガチちんぽオナニーを見ている。私がヘンタイ声でアヘり上げ、じめついた布団に先走り汁を垂らす度に、彼女は焦らすように一枚一枚ゆっくりと服を脱いでいく。私はそれから、目を離すことが出来ない。早く彼女の裸体を貪りたい。そのために、ちんぽコキが止められない。乳首もクリも、一緒に。

ちんぽに吸い付いた右手、乳首から離れない左手、妄想の魔理沙から逸らせない視線。我慢できない自慰。

毎日、毎日、飽きもせず勃起して、このちんぽは……

枕元に常備された筒状の器具は、私の自慰オナニー狂いの証明だった。眠りにつく前には必ず一発、用事のない日の朝には起き抜けにも一発、チンポオナニーをしなければ気が、体が済まないが、大抵手で済ませている。でも今日のこんな風に、やたらと性欲が昂って暴れん棒が収まらない夜は、これを使って自分のペニスから性欲を根こそぎ絞り出す。

毎晩毎晩飽きもせずザーメン無駄撃ちしまくってる博麗の巫女とか、最低っ💢思春期過ぎても射精欲だけは少女時代のままなんて、下品すぎよ💢キンタマ空っぽになるまで、ブチヌいてやるわ💢

フーーーッ、フーーーッ子宮の奥ででピンク蒸気を噴き上げる欲情が煮えくり返っていた。そこは女の証拠と男の象徴が根っこの部分で同居している、性欲の不眠工場だ。ヘソの下から沸き上って心臓を撫でる情欲は肺をせり上がる吐息を熱して膨らませ、押し出す。

もうだめ我慢無理魔理沙、まんこ使わせろっ

辛抱堪らず、枕元のオナホールを握りしめる私。頻繁に遣い潰すオナホを市場で買っていては財布がもたない。私は蒟蒻で節約自作したオナホに手を伸ばし、チンズリ刺激の期待に震えるちんぽを先がヘソに当たるまで反り返らせながら、くり抜かれた穴の中に慌ただしく香油を注いで何度か握るように解す。穴の内側から鼻腔を擽る香油の香りが漂い、くちゅくちゅヌメった音が聞こえる、準備完了。コンニャク穴での自慰にも、今やすっかり慣れていた。イヤと言っても毎夜膨れ上がる牡肉と獣欲、その燃料である女の記憶を、飼い慣らすことも出来ずに私は、日夜オナニーに勤しみ虚しい性処理で逃し続けている。強烈な勃起でぱんぱんに膨れ上がり熱を帯びて湯気まで立ち上らせそうな欲情チンポを扱いてヌき散らかさなければ、木の股にまで彼女のアソコを見いだしてしまい白昼に突然勃起をぶり返しては神社の裏でコキ捨てるハメになる。いや、既になっていた。

この射精中毒ちんぽ、性懲りもなく、勃起、勃起、射精、射精射精射精っ……💢

全体が弱点となった発情ふたなりペニス、私は鼻の下を伸ばし涎を湛えた半開きの口からスケベな言葉を吐き出しながら、粗暴なメスチンポを夢中で手で擦り上げた後、いよいよオナホールの穴にあてがう。柔らかくも弾力のあるコンニャクの感触は、水分が多くてひんやりとしている。まんこ穴に似ても似付かないコンニャクの切れ目穴めがけて……

ズボォっ!ぶちゅんっっ!!

ひ、く゚……ピぉ゚っ゚……

とぷっ、どぶぶっ、びゅくっ

これ、もう、ちょっと、イクぅ

我慢の限界を突破して破裂寸前にまで腫れ上がった亀頭が勢いよくコンニャクオナホの入り口を貫くと、甘くて鋭い快感が閃光と共に爆ぜた。焦れまくったアクメ欲のせいで全く抵抗できず、ひとコスりだけで即イき。ガバ開きして浮いたガニ股が、ザー汁をトロ漏らしする度にアクメ痙攣した。本気絶頂マジイキじゃないのに、汁漏れがチンポ穴をズリ擦った余韻が、キンタマにまでずきずき響いていた。

せーし、おも……らし……

ガマン漏れの甘イきだが、射精量は普通の人間の男のそれよりも圧倒的に多い、本来は狙った女を確実に孕ませモノにする最強の牡剣なのだから。

ま、まだ、こんなもんじゃ……

ずる、り……にちゅっ

百発百中の精虫は、半ばまで引き抜いたコンニャク膣で行き場を失っている。ちょいイきの吐精だけでもオナホ穴を満たし収まりきらないネバ汁が、ごぽごぽ溢れ出した。他の男の精子を殺す程に濃く、女の膣に長く残るよう強烈に粘り、そして女を嗅覚から狂わせるほどに臭い蜜液が、茂り放題の股叢に白くさいた。

少し引き抜いただけで火花を散らす快感、まだ大量に残るザーメンでオナホ膣はボテ腹を膨らせていた。私自身の精液の熱が、ヌル粘りが、オナホ膣内でびちびち暴れ回る精虫の勢いが、私のチン先をまだ許さない、快感が焼き付く。

まだ、軽イき。

調教済みの飢餓犬に、自ら餌をちらつかせるみたいに。切迫するほどの期待が、前進を沸騰させる。

ちんぽ、ブッこく……しこしこズボズボして、牡汁オナホに射精すっキンタマからザーメン全部ぶちヌくっっ

私は両手を使い、押し潰された蒟蒻が千切れて指の間からはみ出すほど強く握る。

ここからが、本気の

ぶぼっ!

オナホを孕ませていたザーメンが吹き出して、オス性欲をメス発情と勘違いした私自身のまんこに降り注ぐ。精液のヌメリを感じた牝裂が、獰猛にその滴りを取り込もうと蠢く。つっぱるほど膨らんだ淫唇がびりびり痺れるほどの快感をヘソの下に流し込んでくる。脳味噌まで温泉に浸ったような危ない幸福感。

ふへ……ま、マンコ、すっげ……

顔面に力が入らなくなり、寝落ち前みたいに目玉が踊る。顎が落ちて口が弛緩。喉の奥から筋力が失われて、唾液とともに舌が口から零れ出す。でも、私の射精欲はマンイき欲求に負けたりしない。ちんぽごと潰しそうな力でオナホを締め付ける力を緩めないまま、私はそれを乱暴に上下させる。本当に欲しいのは、こっちのアクメ……っ!

ぐちょっ!!

……ホぉ゚っ

ぐちゅ!じゅぼ!!

強く。

フーッフごっ

ぞくっ、ぞくんっ

強く、乱暴に。

ぎちっ、ぎちゅっ、じゅぼぼっっっ!!

っ、おおっっっちんぽ……ぢんぼぉっ

ぐぼっ、ぐぼぐぼぐぼぐごぼっっっっ!

上下に何度も、早く、早く、早く!

フン、フンッ️フゥッぢんぼキクぅっ……キきすぎっ

普通の女なら痛いばかりで快感など感じないだろう押し潰してねじ切るような強さで乳首を刺激しながら、めちゃくちゃな乱暴さでオナホをピストンさせる。指の間からはみ出すコンニャクが千切れんばかりに押し出されている。ちんぽを包み込むオナホは、性欲を持て余したふたなり巫女の激しすぎるオナニーに歪みまくっていた。穴は広がり、天井は亀頭で押し伸ばされている。ザーメン妊娠で膨らんだ偽膣に、性懲りもなく微イき精液混じりのカウパーが注ぎ込まれて押し潰す手コキ握力で隙間から噴き零れた。

クソッ、何で博麗の巫女である私がっ、無敵の女殺しちんぽブラ下げたフタナリ美少女の私がっ、なんで十年単位で失恋オナニー引き擦ってんだっ!あり得ないだろっ💢ちんぽ快感に逆らえないチンオナ中毒巫女とか、普通にキモすぎ💢んほぉ……でも、ちんぽっああもう💢チンポオナニー嫌いな女なんて、いるわけないだろっ、クソぉっ💢無敵巫女が無様に射精ドピュるっ💢💢

さらに加速する、オナホコキ。

ぢんぼっもぢっぢんぼぎもぢぃっっっありえないっ💢ちんぽぎもぢよすぎありえないっなによ💢なによこれっ💢ちんぽきもぢよすぎ、ありえんっ💢ふざけんな💢ぎもぢよすぎんのよっバカじゃないの💢何かんがえてんのよこのチンポ💢なんもかんがえてないっ💢射精のことしかかんがえてないっ💢ほぉ……ぉぉこの、ばかちんぽ……ばかちんぼイけっ💢ぢんぼイけっ💢アクメのことしか考えられない男性ホルモン漬けの陰茎脳、ちんぽ射精しろ💢💢💢くっそ💢イけ💢イけイけ💢イけイけイけイけイけイけイけ💢💢💢💢

ぶしゃあっっっ!ぶりゅっっ!!びゅーーーーーっっ!!どびゅっっっっっっ!!

びくっ、びくびくっっっゾクッゾクンがくっ、がくっ

ンおぉっ……射精るッ少女時代の魔理沙妄想オカズにして、コンニャクオナホを魔理沙マンコって思いこんでっ、行き遅れババア巫女がチンポオナニーでマジイキするッオナホ相手に本気射精マジドピュするっ射精痙攣終わんねっっっ💢

オナホを立てて両手で支えたまま俯せに寝返り、膝と上半身で体を支えながら、腰をめちゃくちゃに振る。コンニャク相手に種付けピストンでもこれは女を落とすためのピストンじゃないオス性欲に負けたふたなり牝のオス堕ち腰振り獲物の卵子もいないのに偽膣相手に本気セックス用の精子こさえて、腰ヘコっ

ぶぽっぶぽっぶぎゅぼぼっっ

ーっふっ、んっっぢんぽ、まだ勘違いしてるこれマン屁じゃないっ💢オナホの音なのに、解れた膣肉とマン屁って思い込んでまた次弾装填射精準備してるっただのプニプニコンニャク穴のこと、んっふぉーーーっっま、魔理沙のおまんこと勘違いじでっ、種付しようとしてるっいい加減覚えろっ💢これマンコじゃないって覚えろ、ちんぽサル巫女っ💢堪え性のない雑魚巫女キンタマ、ぜんぜん学習しないっコンニャク相手に、魔理沙用の本気せーし、過剰生産しちゃってるどめらんないこんなのムリだろっ💢ロリ魔理沙とのセックス妄想でオナニー射精、止めるなんて、絶対ムっ💢全部吐き出す、煮えたぎったキンタマん中の魔理沙用精子、全部だずぅっっっ射精る射精る射精る射精る本気精子マジタネ射精ドピュっっっっっっ💢

びゅーーーっっ!びゅーーーーっ!びしゅっびゅびゅびゅっぶちょっ、びゅっっぴゅっ!!

オナホのニセ柔肉越しに、シーツにぶつかる射精の勢いが股間に伝わる。長大過ぎる巫女チンと激しすぎる妄想オナニー腰振りは、こんにゃくオナホを突き破り、その亀頭は敷布団の布地に擦り付けるられている。このオナホが本当に女性器なら。牡性欲の成れの果てに女をぶっ壊してしまうかもしれない。虜にした女の内、この凶悪ペニスと底なしの性欲に耐えきった強いメスが、次の博麗の巫女を生む苗床になる……筈なのだ。だが、今はその捕食者じみた精虫は虚しく敷布団にぶちまけられ、匂い立つ生温い水溜りを作るばかり。

っ……布地床オナは……だめ……ちんぽ、女の子相手に使えなくなる……んぉ……まだ、っ……

ザラつきとヌメリの協奏が強烈な床オナ欲求を必死に堪えて、こんにゃくオナホを串刺しにしたペニスをゆっくりと持ち上げる。射精痙攣がまだ終わらず、ビクッ、ビクッと跳ねるたエグく反り返ったチン先が自分の臍に向けて精子を放ち、それは虚しく布団に滴った。布団に出きたあまりにも粘り気の強いザーメン池は、ぷっくりと表面張力を持ったままゼリーのように布団に染み込むことなく膨らんでいる。所々には、尿道の形のまま押し出されトコロテンのように姿を保ったまま横たわる精液塊もある。それらすべてが、ほこほこと湯気とともに強烈な雄匂を放ち、まるで塊ごと女肉と卵子を求める断末魔のようにぷるぷると小さく震えている。

このザーメン、魔理沙にブチ込めば……勝てたのかな

女を確実に落とし苗床を試す博麗のふたなりチンポ、今は、ただの自慰道具だった。敷布団の上にと盛り上がった精子のは、バケツで掻いて捨てるほどだ。これほど大量の精液は、並の人間の妊娠には不要。これは、女妖怪をもはらませる、そのための質と量だ。相手が妖怪だろうが神だろうが獣だろうが、人間の女次の巫女を孕み付ける。金玉は熱を保ち精虫をフル回転製造中、勃起も収まらず子宮の奥も疼いて血中ホルモン濃度は男女共に脳髄を焼き切る程、アレだけ射精したというのに、だ。

これだけアヘってドピュッても……まだ、精子の根っこ……ヌケてない……

毎晩、こうだ。どんなに自慰に耽っても、庭に川を作るほど射精しても、根本のところで欲求が解消されていないから。その欲求を満たす女を孕ませるまでは、きっと、おそらく。

びちゃ、びちゃ、と精液ゼリーの海に手を付いて、勃起したままのペニスを刺激しないように体を起こす。

もう中年に差し掛かろうという惨めな行けず巫女が、クソ汚らしい変態オナニーに堕落しても、空の月は残酷に綺麗なままだ。いつの頃からか玄爺の声が聞こえなくなり、それとともに博麗神社の周りの異変はなんだかショボくてつまらないものになっていった。それはつまり、自分の劣化の反映だ。それでも、あの頃の思い出だけは、思い出の中の魔理沙だけは、今でも鮮やいでいる。

あの月を奪いに行くように夜を駆け抜けた少女時代を懐かしむと、月の姿は輪郭を溶かした。

§

……水でも飲んで、寝なおそう。布団、また洗わなきゃ……縁側で寝よ

さっき使っていた寝室の掃除は明日るーことにでもやらせるとして。いったん体についたヌメリは拭いきったが、風呂に入るか池で流すかどちらかはしないと寝直すに寝直せなさそうだ。

私は寝室を出て襖を締め切り、廊下を行く。濃藍を注いだような夜気に青褪めた月が脈打つようにさんざめいている。虫の囀りさえ幽かで風の声もない澄んだ澱の世界に浸っていると、否応なしに思い出してしまう。

あいつといる日々、何か怪異のある夜は決まってこんな風だった。いや、そんなことはないか雨の日もあったか。なんて。

でもこうして月の鮮やかな様は、遠い記憶のインデクスだ。大きくてまん丸で、輪郭のくっきりした青白い月を影絵でくり抜いて。そう、こんな風に。

え?

月が本当にくり抜かれている、人の形に。

その影絵はみるみる大きくなって……そうだ、こんなだった、忘れたりするものか。

月の光が塗りつぶしていた影はようよう色付きはじめ、月影は逆に人間の形の凹凸を削り出していく。三角帽子、箒に跨った、人間、魔女

何回も、何百回も、千回だって見た、箒から降り立つ彼女の姿。すべりに大袈裟なフリルを挟んだ深いツバの下から現れる鋭利な輪郭、月影を散らして煌めくふわふわのブロンド、星を宿した瞳。

月の門をくぐって現れたのは、紛れもない、彼女だった。

まり、さ……!

よっ。